【ヨーゼフ通信 2021.4月号】大豆タンパク特集
新緑が勢いよく芽生え、大地のパワーを感じるこの季節。植物性タンパク質の王様「大豆」から、ベジタブルパワーを注入して活き活き行きましょう!
新緑が勢いよく芽生え、大地のパワーを感じるこの季節。植物性タンパク質の王様「大豆」から、ベジタブルパワーを注入して活き活き行きましょう!
セロトニンやメラトニンのもとになるトリプトファン。赤身の肉や魚に豊富に含まれています。もちろん大豆にも豊富。セロトニンは自律神経の調整役です。興奮した気持ちを鎮めることも、無気力でやる気がでない時に活力を与えてくれることもしてくれます。セロトニンはビタミンB6と一緒に摂るのがお勧め。ビタミンB6も大豆にたっぷり含まれています。
実はグリシンの凄さはあまり知られていないかもしれません。みんな大好きなコラーゲンの1/3はグリシンだって知ってましたか?脳内では抑制系の神経伝達物質としての働きもあり、セロトニンを増やすという報告もあります。最近は睡眠を深める効果が注目を集めており、グリシンはブレイク間近!?もちろんグリシンはバッチリ大豆に多く含まれています。
こんにちは!マリヤ・クリニック管理栄養士のリッキーです。新年度を迎え新入社員になる方、新入生になる方、その他の方も4月は新しい環境になる方が多いと思います。やる気に満ち溢れた人も、ゴールデンウィークが明けると「やる気が出ない」「朝起きられない」「身体がだるい」という症状に悩むことがあります。これがいわゆる5月病です。今回は5月病対策を栄養学の視点で考えてみます。
■5月病の原因は?
5月病は、環境の変化によって、自分でも気づかないうちに肉体的・精神的な疲労を蓄積させてしまうことが原因です。ストレスが発散できていない状態も5月病を誘発させます。ゴールデンウィークで回復できればいいのですが、逆にリズムを崩してしまう場合もありますので、昼夜逆転になりやすい方は要注意です。
■睡眠のための栄養が不足
5月病は正式な病名ではありません。分類すると「軽度うつ」「適応障害」に該当します。適切に身体と心の休息が取れると回復に向かいます。気をつけることを大きく分類すると、①睡眠・②栄養補給です。でも、5月病は眠れなくなって食欲も低下するもの。5月病はここが難しい所ですね。
■セロトニンとメラトニン
心を整える幸せホルモンの「セロトニン」をご存知でしょうか?太陽の光を浴びながら歩くとセロトニンが産生されると言われています。セロトニンはトリプトファンというアミノ酸をもとにして、ビタミンB群や鉄などの働きによって合成されます。また、眠りから覚めて朝日を浴びると、14~16時間後にメラトニンという睡眠ホルモンが分泌されます。朝7時に朝日を浴びると夜の9~11時に分泌されるという優れもの。メラトニンとセロトニンは癒しの美人姉妹のような存在かも!?
■アミノ酸のサプリメント
グリシンは入眠を深くする作用があるため睡眠導入のサプリメントとして市販されています。
トリプトファン、グリシン以外にも意欲を向上させるフェニルアラニンや身体の疲れを回復するBCAAなどを含む良質のアミノ酸サプリメントは、胃腸に負担をかけず簡単に補給できるので、5月病で食欲が低下している時ほど適しているでしょう。
■4月はタンパク質で
アミノ酸はタンパク質がバラバラに分解されたものなので、肉・魚・卵・乳製品・大豆製品に多く含まれています。4月はいつもよりタンパク質を意識して、5月に向けた事前の対策をしていきましょう。
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